パチュリの効果効能/精油・エッセンシャルオイル

【パチュリのプロフィール】

●名前/パチュリ、パチュリー、パチューリ、Patchouli
●学名/Pogostemon patchouli
●科名/シソ科
●主産地/インド、マレーシア、インドネシア、ミャンマー、パラグアイ
●抽出部位/葉、枝
●抽出方法/水蒸気蒸留法
●ノート/ベースノート
●香り/【オリエンタル系】甘くスパイシーさがある土のような香り
●主な成分/【セスキテルペンアルコール類】パチュリーアルコール、α-パチュレン、α-ブルネッセン、β-セチュレンなど
●エレメンタル/地・水・火
●陰陽/陰陽
●五行/土
●五臓/脾、心、肺
●チャクラ/第1チャクラ
●色/レッド
●パワーストーン/ガーネット
●星座/牡牛座
●天体/太陽、冥王星

【歴史】

パチュリという名はヒンドゥー語のpacholiに由来します。
昔からマレーシア、中国、インドなどで虫刺されの薬として、また衣類・じゅうたんなどの防虫剤として用いられてきました。
特にインドでは、乾燥させたパチュリの葉を布地の間に挟んで香らせる習慣があり、19世紀頃のヨーロッパでは、パチュリの香りがするインド産カシミアショールが大流行しました。

【主な働き】

≪心への働き≫
深い落ち着きを取り戻してくれる。情緒を安定させる。
土を思わせる香りから、気持ちをグラウンディングさせ、安定させる作用があります。
そのため、考えすぎや気の使いすぎの人の気持ちを安定させます。
官能的な喜びや、創造的な表現を促す働きもあります。

≪体への働き≫
過食など、神経過敏からくる食欲を抑える。
温めると同時に、消炎する作用があります。
過労などからの免疫力低下しやすい人に効果的です。
疲れを取り除いてくれます。
腸にたまった水分を調整するので、下痢、便秘、消化不良などに役立ちます。
女性特有の、更年期やPMSといった症状にもいいと言われています。

≪皮膚への働き≫
肌荒れ・ひび割れを和らげる。
肌へは皮膚組織を再生させる働きがあり、軟化作用があります。
また、強い殺菌作用はニキビやヘルペスにも効きます。
炎症を静め、かゆみや湿疹を防ぐ効果もあります。
パチュリは皮膚の悩みに広く効果的なので、スキンケアにとても向いている精油です。

【東洋医学から】

脾の余分な水分を除去するほか、心の緊張を解き、官能性をアップ
中医学では「藿香(かっこう)」という生薬として、消化器に関わる脾の余分な水分を取り除く作用があるとされ、夏に多い胃腸の風邪などに効く漢方薬に配合されています。

【注意事項】

少量で鎮静、多量の場合刺激と興奮作用あり。

【特性】

抗炎症、利尿、細胞活性、収れん、うっ滞除去、リンパ強壮

【キーワード】

「現実とつながる」「起きる」「豊かにする」「今ここをいきる」

【こんな時に】

・冷たいものをとりすぎて胃腸が冷え、食欲不振や腹痛、むくみなどが気になるとき
・食あたりをしたり、お酒や甘いものを摂りすぎたりして、頭重感、腹痛などの症状があるときに
・胃腸が弱くて疲れやすく、梅雨時や雨の日にだるくなる傾向のある人に
・様々な情報や人間関係に惑わされてどう進むべきか迷ったときに
・過去や未来に意識を向けすぎてしまうとき
・自分にできるのはこの範囲までと、自分を制限してしまうとき
・何かしたいことがあっても、自分のことを後回しにしてしまうとき

【ブレンドしてよくあう精油】

フローラル系、オリエンタル系の香りと相性がいいです。(強い香りなので、少しずつ加えること)
ハーブ系・・・クラリセージ
柑橘系・・・ベルガモット、レモン
フローラル系・・・ゼラニウム、ラベンダー、ネロリ、ローズ
オリエンタル系・・・イランイラン
樹脂系・・・ミルラ

【メンタルケア・からだの悩みに役立つアロマ活用術】

◎汗のにおいに・・・グリセリンソープ
≪レシピ≫パチュリ5滴+ラベンダー15滴
無着色・無香料のグリセリンソープ(ソープベース)100gを電子レンジまたは湯せんで溶かし、上記の精油を加えてよく混ぜたら、型に流し込みます。(型はゼリーやババロアの型でもOK)
自然に固まるまで待ち、完全に固まったら3~4日風通しのいいところで乾燥させてから使いましょう。
制汗・消毒・デオドラント効果と保湿効果があるので、さっぱりとなめらかに、清潔に洗いあがります。

◎湿疹に・・・軟膏クリーム
≪レシピ≫蜜ろう3g+ホホバオイル30ml+シアバター5g+ラベンダーウォーター5ml
+パチュリ2滴+サイプレス2滴+ゼラニウム2滴
ホホバオイルに蜜ろうとシアバターを加え、溶かしてよく混ぜ合わせます。ラベンダーウォーターを少しずつ加え、さらによく混ぜ合わせます。精油を加えてさらに混ぜ、クリーム用容器に移し、固まればできあがり。

注意事項:ここに掲載している内容は、精油の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。
あくまでも自己責任にてご使用をお願いいたします。
持病をお持ちの方、妊娠中の方、お子様に使用する場合や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。

  • 参考
    『アロマテラピーのための84の精油』ワンダ・セラー著/高山林太郎訳(フレグランスジャーナル社)
    『スピリチュアルアロマテラピー入門』吉田節子著(株式会社BABジャパン)
    『スピリチュアルアロマテラピー辞典』柏原茜 登石麻恭子(株式会社河出書房新社)
    『スピリットとアロマテラピー』ガブリエル・モージェイ著/前田久仁子訳(フレグランスジャーナル社)
    『アロマテラピー〈芳香療法〉の理論と実際』ロバート・ティスランド著/高山林太郎約(フレグランスジャーナル社)
    『カラーグラフで読む精油の機能と効用』三上杏平著(フレグランスジャーナル社)
    『すべてアロマで解決しました!』西園寺リリカ(株式会社 講談社)
    『アロマテラピーのレシピ12か月』佐々木薫(株式会社 池田書店)
    『心と体 キレイの法則』青木恵(学校法人文化学園 文化出版局)
    「手作りの石けんと化粧品」監修 佐々木薫(池田書店)

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