サイプレスの効果効能/精油・エッセンシャルオイル

サイプレスのプロフィール

  • 名前/サイプレス、Cypress
  • 学名/Cupressus sempervirens
  • 科名/ヒノキ科
  • 主産地/フランス・モロッコ・ドイツ・スペイン・イタリア
  • 抽出部位/葉、球果
  • 抽出方法/水蒸気蒸留法
  • ノート/ミドルノート
  • 香り/【樹木系】フレッシュなグリーン調にほのかにシトラスの香り
  • 主な成分/【モノテルペン炭化水素類】α-ピネン(52%)、δ-3-カレン、リモネンなど
  • エレメンタル/エーテル・地
  • 陰陽/陰
  • 五行/金(水)
  • 五臓/肺・腎
  • チャクラ/第4チャクラ
  • 色/グリーン、パープル
  • パワーストーン/タイガーズアイ
  • 星座/水瓶座
  • 天体/土星、冥王星

【歴史】

古代エジプトのパピルスに、サイプレスが薫香や薬に使用されたり、棺に入れられたと記されています。
ギリシャ神話やローマ神話で、サイプレスは死や冥界に関わる神の象徴として扱われていました。
古代ギリシア人はこの木を死と永遠を支配する地下世界の神、ハデス(ラテン語:プルト)に献上しました。
悲しみの象徴であり、慰めの源として、地中海沿岸一帯の墓地にこのサイプレスが植林されています。

【主な働き】

≪心への働き≫神聖な気持ちになり、冷静な視点に立ち戻らせてくる

受け入れ、流していくことをサポートします。死と再生の香りとも言われます。
変化を抑制する恐れをなくし、新しく道を開いていくパワーをもたらし、楽観的に人生の流れに乗って生きていく助けをしてくれます。
外的、内的にしても、変化に対して不安になりがちな気持ちが安定してくるようになります。
そのため、道を切り開き忍耐力が強化されるので、感情を封じ込めたエネルギーを解き放ち、抑圧と拘束を受けた感情を認識させます。

≪体への働き≫リンパの流れを改善してむくみを除去する。また呼吸器系の不調にも適している

サイプレスは体全体のバリア機能を高めます。
つまり免疫力を高め、咳や喘息を抑えます。
体内の水分を調整する機能もあるため、老廃物の排出、むくみやセルライトの除去にも効果的です。
それらはダイエットの際にも役立ちます。
婦人科系のトラブルにもよく、月経の不調や更年期にもいいと言われています。

≪皮膚への働き≫脂性肌に

サイプレスは中医学では「肺」に対応します。
肺は汗や毛穴と関連していることから、サイプレスは皮膚の引き締めや制汗作用などに優れます。
また、ニキビや肌荒れにもよい精油です。

【東洋医学から】深い悲しみが続くことによって低下した肺の機能を高める

血(けつ)の循環を活性化し、調整する。静脈を修復し、強壮する。⇒痔や静脈瘤に活用できる。
⇒月経痛や月経過多症にも。
気の循環も助ける。⇒痙攣性の大腸炎、月経前緊張症群、喘息にも役立つ。

【注意事項】妊娠中は避ける。
肌に対して刺激があるため、使用量・使用法を充分に注意すること。

【特性】
抗菌、抗感染、抗リウマチ、鎮痙、制汗、収れん、鎮静、デオドラント、穏やかな利尿、リンパうっ滞除去

【キーワード】

「変容」「再生」「自己表現」

【こんな時に】

・免疫力が低下し、風邪気味で鼻水・鼻づまりのとき
・更年期や過労などによるホルモンバランスの乱れや月経トラブルのとき
・何かを失った悲しみで立ち直れないとき
・未来の夢を追う一方、現実をおろそかにしてしまっていると感じるとき
・自分の本意が他者に告げられないとき
・何をすればよいのかわからなくて途方にくれているとき
・優先順位がつけれなくなったとき
・自分らしさを表現できる趣味や仕事を探したいとき

【ブレンドしてよくあう精油】

柑橘系、樹木系の香りと相性がいいです。
ハーブ系・・・クラリセージ
柑橘系・・・オレンジ、グレープフルーツ、ベルガモット、マンダリン、レモン
フローラル系・・・ワイルドカモミール
オリエンタル系・・・ジャスミン
樹木系・・・ジュニパー、バーチ

【メンタルケア・からだの悩みに役立つアロマ活用術】

◎脂っぽい肌が気になる・・・パック ≪レシピ≫オートミール大さじ1+ウィッチヘーゼルウォーター大さじ1+サイプレス精油1滴
オートミールをミキサーなどでパウダー状にし、収れん作用のあるウィッチヘーゼルウォーターを徐々に加えながらよく練り合わせていきます。ペースト状になったらサイプレス精油を1滴加え、さらに良く練り合わせれば出来上がり。
洗顔後、これをべたつく部分に塗り、5分後にローションを含ませたコットンでふき取ってから洗い流します。あとはローションで肌を引き締めます。

◎汗の臭いが気になる・・・芳香浴 ≪レシピ≫サイプレス1滴+シダーウッド1滴+パイン1滴+レモン1滴
手のひらに汗をかくことが多い人は、ストレスがたまっていることも考えられます。寝る前に緊張を緩和し、疲れた心と体をリフレッシュする効果がある精油をディフューザーでお部屋に拡散させましょう。

◎咳止め・喘息ケアに・・・トリートメントオイル ≪レシピ≫サイプレス2滴+ユーカリ・ラディアタ2滴+ユーカリ・グロブルズ2滴、キャリアオイル30ml
寝る前、胸元と背中(広範囲)に塗り、香りを吸い込むように深く呼吸する。
咳が止まらないときは、カップ1杯の熱湯にサイプレスを2~3滴落とし、蒸気が逃げないように手でカップを覆い、ゆっくり呼吸しながら鼻と口から香りを吸い込む。
バスソルトとして・・・塩に上記の精油を落とし、少しなじませてから浴槽に入れ、吸入しながら入浴する。

◎月経痛、月経困難、更年期のケアに・・・トリートメントオイル ≪レシピ≫サイプレス2滴+ニアウリ2滴+クラリセージ2滴+キャリアオイル30ml
下腹部、みぞおちの辺り、内股に塗布する。
キャリアオイルを塩に替えて、バスソルトとしても。

◎痔核のケア・・・トリートメントオイル ≪レシピ≫サイプレス4滴+レモン2滴+キャリアオイル30ml
コットンなどに含ませて直接患部に塗る。
ビタミンCを豊富に含むレモンはお尻の黒ずみやニキビのケアにも有効。

◎リンパを流したい・・・トリートメントオイル ≪レシピ≫サイプレス2滴+シダーウッド2滴+ローズマリー2滴+キャリアオイル30ml
気になるところに塗布し、マッサージする。

※キャリアオイルとは、精油を希釈する植物油のことです。精油は直接皮膚につけることができないため、植物油で希釈して用います。その際、ボディには1%、フェイスには0、5%以下になるようにします。
出来上がり量30mlに対して、精油6滴が約1%です。

  • 参考
    『アロマテラピーのための84の精油』ワンダ・セラー著/高山林太郎訳(フレグランスジャーナル社)
    『スピリチュアルアロマテラピー入門』吉田節子著(株式会社BABジャパン)
    『スピリチュアルアロマテラピー辞典』柏原茜 登石麻恭子(株式会社河出書房新社)
    『スピリットとアロマテラピー』ガブリエル・モージェイ著/前田久仁子訳(フレグランスジャーナル社)
    『アロマテラピー〈芳香療法〉の理論と実際』ロバート・ティスランド著/高山林太郎約(フレグランスジャーナル社)
    『カラーグラフで読む精油の機能と効用』三上杏平著(フレグランスジャーナル社)
    『すべてアロマで解決しました!』西園寺リリカ(株式会社 講談社)
    『アロマテラピーのレシピ12か月』佐々木薫(株式会社 池田書店)
    『心と体 キレイの法則』青木恵(学校法人文化学園 文化出版局)

 

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