カモミールローマンの効果効能/精油・エッセンシャルオイル

カモミールローマンのプロフィール

名前/カモミールローマン、ローマンカモミール、ゴールドカモミール、コモンカモミール、Roman Chamomile
学名/Anthemis nobilis、Chamaemelum nobile
科名/キク科
主産地/フランス・イタリア・ドイツ・モロッコ・イギリス
抽出部位/花、葉
抽出方法/水蒸気蒸留法
ノート/ミドルノート
香り/【フローラル系】甘くほのかにフルーティーなリンゴのような香り
主な成分/【エステル類】アンジェリカ酸イソブチル(35%)、アンジェリカ酸イソアミル、アンジェリカ酸メチル、アンジェリカ酸-2-メチルブチル、イソブチル酸イソアミル、イソアミル酸イソブチルなど
エレメンタル/風・水
陰陽/陰
五行/木
五臓/肝・心・脾
チャクラ/第3チャクラ
色/イエロー
パワーストーン/ムーンストーン
星座/蟹座
天体/太陽、月

歴史

ヨーロッパでは薬や香りの原料、生け花に、古代エジプトでは太陽神ラーに捧げる大切な植物として用いられました。
ギリシアでは紀元前4世紀にヒポクラテスが解熱剤として用いられました。
英国ではチューダー王朝時代に、床に敷きほのかな香りを楽しんだといいます。

カモミールローマンの主な働き

【心への働き】心を穏やかな状態に導き、ゆったりと落ち着かせる
カモミールは、自己の中心である太陽神経叢に影響を及ぼすと言われています。
太陽神経叢は私たちが心から必要とし、望むことを司るセンター。
自我に駆られた欲求をまとめ、自己を律しながら実現する方向へ導きます。
しかし、感情的な欲求が高まり、成就しないとなると、イライラや苦しみを覚えます。
その結果さらに頑張って達成を目指したり、手に入れようと、コントロール不可能な状態まで必要以上に自分自身をおいつめて奮闘します。
カモミールローマン油はその過度の自我への欲求が生み出す緊張や、自分らしさを見失った時の落ち込み、嫌悪感、不安と言った気持ちを緩和させ、ありのままの自分を受け入れることを促します。
頑なな期待感を手放し、自己の限界を穏やかに認め、人々の支援をより楽に受け入れるようにします。
そしてそれは安心感と癒しを生み出します。神経をリラックスさせてくれるので、緊張や不眠にも効果的です。

【体への働き】頭痛や筋肉痛を和らげて、リラックスさせる
頭痛や筋肉痛、歯痛、神経痛など痛みを和らげ、落ち着かせる働きがあります。
食欲不振、吐き気、便秘、下痢といった消化器系の不調にも有効です。
女性特有のトラブルにもよく、月経トラブルやイライラにもいいです。
緊張やイライラを取り除くので、安眠作用も期待できます。

【皮膚への働き】肌に適度な水分を保持し、生き生きとした状態に導く
炎症や肌荒れを抑え 、肌を落ち着かせます。
肌や頭皮に保湿作用もあります。

【東洋医学から】自律神経系とかかわりがある肝の気の流れを滑らかにする
生命力の動きを調整して、神経をリラックスさせ、痙攣を鎮め、痛みを和らげる助けをする。⇒慢性的な緊張と不眠に、神経性の消化不良や吐き気、便秘、過敏性腸症候群、頭痛、喘息の症状にも。

【注意事項】通経作用があるため、妊娠初期の数か月は避ける、刺激強、キク科アレルギー注意

【特性】
アンジェリカ酸イソブチル⇒中枢神経抑制効果、鎮痙効果、麻酔効果
鎮静、抗炎症、鎮痒、抗アレルギー、消化促進、誘眠

キーワード

「母と子をつなぐ愛」「力を抜く、寛容」「安心感、受容」

こんな時に

・日中の出来事や多忙・心配事で脳が興奮状態となり、肝や心の血が不足してなかなか寝付けない時

・ストレスや暴飲暴食が原因で、肝の気の流れが停滞し、便秘・下痢といった症状があるとき

・月経前のイライラや月経痛などのトラブルが強く出ている時

・自分の居場所がないと感じる時

・仕事を必要以上にがんばらねばと気負ったり、ものごとがはかどらないことに怒ってしまう時

・真面目過ぎて自分自身を追い詰めてしまう時

ブレンドしてよく合う精油

フローラル系、柑橘系の香りと相性がいいです。
ハーブ系・・・クラリセージ⇒月経トラブルに効果
柑橘系・・・タンジェリン・ベルガモット
フローラル系・・・ゼラニウム・ネロリ・ラベンダー・ローズ
スパイス系・・・シナモン・フェンネル
オリエンタル系・・・イランイラン・ジャスミン
樹木系・・・シダーウッド

メンタルケア・からだの悩みに役立つアロマ活用術

◎自律神経失調症に・・・カモミールローマン・タラゴン・ネロリ・ラベンダー

◎うつ病に・・・カモミールローマン・マジョラム・マンダリン・ラベンサラ

◎花粉症・アレルギー対策に・・・エアーフレッシュナー
≪レシピ≫ペパーミント5滴+ユーカリラディアタ5滴+ラベンダー3滴+カモミールローマン3滴+無水エタノール5ml+精製水25ml
ビーカーに無水エタノールを入れそこに上記の精油を滴下し、よく混ぜる。精製水を足してスプレー容器に移す。
・ユーカリラディアタとラベンダーは粘液の排出を促すので、鼻水・鼻づまりをケア。
・カモミールローマンは抗アレルギー効果があるので、できれば花粉の時期の前から使用すると良いでしょう。

  • 参考
    『アロマテラピーのための84の精油』ワンダ・セラー著/高山林太郎訳(フレグランスジャーナル社)
    『スピリチュアルアロマテラピー入門』吉田節子著(株式会社BABジャパン)
    『スピリチュアルアロマテラピー辞典』柏原茜 登石麻恭子(株式会社河出書房新社)
    『スピリットとアロマテラピー』ガブリエル・モージェイ著/前田久仁子訳(フレグランスジャーナル社)
    『アロマテラピー〈芳香療法〉の理論と実際』ロバート・ティスランド著/高山林太郎約(フレグランスジャーナル社)
    『カラーグラフで読む精油の機能と効用』三上杏平著(フレグランスジャーナル社)
    『すべてアロマで解決しました!』西園寺リリカ(株式会社 講談社)
    『アロマテラピーのレシピ12か月』佐々木薫(株式会社 池田書店)
    『心と体 キレイの法則』青木恵(学校法人文化学園 文化出版局)

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